むくみとは、血管以外の組織に余計な水分が溜まっている状態です。塩分・水分の摂取過多、過度の飲酒、食べ過ぎ、寝不足・寝過ぎなどが原因でお肌がむくんでくることがよくあります。また、心臓や腎臓、肝臓などの病気・機能低下によっても起こります。患者様にもよりますが、朝起きた時に顔がむくみ、夕方以降には足がむくむ傾向がみられます。むくんでいるかどうかは、皮膚を指で押してみればわかります。むくみが無ければすぐに戻ってピンと張りますが、むくみがあると凹んだままになって、なかなか元に戻りません。そのようなときは、お早めに当院のむくみ外来をご受診ください。
むくみは、様々な原因によって引き起こされます。このうち、生活習慣の乱れが原因の場合は、肥満の解消、適度な運動の励行（脚は第二の心臓と言いますね）、バランスのとれた食事、減塩など、患者様の生活習慣を是正することで、むくみも治まります。しかし、心臓や腎臓、肝臓などの病気によってむくむこともあります。そのようなケースでは治療が必要となります。当院では、原因検索の結果に基づき、漢方治療も含めた適切な治療を行います。
